休職中に生活保護を受給することは可能です。生活保護は、病気やけがなどで働けなくなった人や、高齢や障害で生活が困難になった人を対象に設けられている公的な制度です
。休職中に生活保護を受給するためには、以下の条件があります
:
- 貯金・土地などの資産を持っていない
- 病気やけがなど、何らかの理由で働くことができない
- 利用できる公的な制度が他にないこと
- 親族などから経済的支援を受けることができない
生活保護の支給額は、年齢やお住まいの地域、世帯人数、世帯の生活状況によって異なります
。詳しくは、お住いの地域の福祉事務所の生活保護担当に相談してください。また、生活保護を受給する場合、国民健康保険の資格を失うと同時に、医療費は全額「医療扶助」でまかなわれます
。生活保護の給付が始まると、医療扶助の利用方法が変わります。長期間通院するなどの持病があり、定期的に医療機関を診療する必要がある方が生活保護を受給する場合、生活保護の給付決定時に医療扶助が保護内容に含まれます
。医療券・調剤券を受給決定時に受けます。